OLEオブジェクトの管理

オブジェクトリンクと埋め込み（OLE）は、Microsoft Windowsの機能であり、情報を別のアプリケーションにコピーまたは移動しながら、元のアプリケーションで情報を編集する能力を保持できるようにします。基本的に、OLEは異なるアプリケーションからのデータを1つのドキュメントに統合します。OLEを使用するには、OLEをサポートするソースおよび宛先アプリケーションの両方が必要です。

埋め込まれたOLEオブジェクトのエクスポート

Aspose.CAD for .NETは、DWG形式から埋め込まれたOLEオブジェクトをエクスポートすることをサポートするようになりました。この文書では、Aspose.CADを使用してDWG形式からPNGへの埋め込まれたOLEオブジェクトのエクスポート方法を示します。

この機能を達成するためのサンプルコードは以下に示されています。

            // The path to the documents directory.
            string MyDir = RunExamples.GetDataDir_DWGDrawings();

            string[] files = new string[] { "D ZD junior D10m H2m.dwg", "ZD - Senior D6m H2m45.dwg" };

            PngOptions pngOptions = new PngOptions { };
            CadRasterizationOptions rasterizationOptions = new CadRasterizationOptions();
            pngOptions.VectorRasterizationOptions = rasterizationOptions;
            rasterizationOptions.Layouts = new string[] { "Layout1" };

            foreach (string file in files)
            {
                using (CadImage cadImage = (CadImage)Image.Load(MyDir + file))
                {
                    cadImage.Save(MyDir + file + "_out.png", pngOptions);
                }
            }