Golangを使用したC++経由での数式計算

数式の追加と結果の計算

Aspose.Cellsには組み込みの式計算エンジンがあります。これにより、デザイナーテンプレートからインポートした式の再計算だけでなく、ランタイムで追加された式の結果の計算もサポートしています。

Aspose.CellsはMicrosoft Excelのほとんどの数式や関数をサポートしています(サポートされている関数のリストは こちら を参照)。これらの関数はAPIやデザイナースプレッドシートを通じて使用できます。Aspose.Cellsは膨大な数学、文字列、ブール値、日付/時間、統計、データベース、ルックアップ、参照の数式セットをサポートしています。

セルに式を追加するには、CellクラスのGetFormulaプロパティまたはSetFormula(…)メソッドを使用します。式を適用する際は、Microsoft Excelでの作成と同じく文字列の先頭に等号(=)を付け、関数パラメータをカンマ(,)で区切ります。

数式の結果を計算するには、ユーザーはWorkbookクラスのCalculateFormulaメソッドを呼び出すことができ、これによりExcelファイル内のすべての数式が処理されます。または、WorksheetクラスのCalculateFormulaメソッドを呼び出してシート内のすべての数式を処理するか、あるいはCellクラスのCalculateメソッドを呼び出して1つのセルの数式を処理することも可能です。

数式に関する重要な点

数式の直接計算

Aspose.Cellsには、埋め込みファイルからインポートされた数式を計算するだけでなく、直接数式の結果を計算する機能があります。

ときには、シートに追加せずに式の結果を直接計算する必要があります。式に使用されるセルの値はすでにシートに存在し、それらの値の結果をMicrosoft Excelの式に基づいて見つけたい場合です。

Aspose.Cellsの式計算エンジンAPIを使用して、Worksheetからcalculateまでの式の結果をシートに追加せずに計算できます。

上記のコードは次の出力を生成します:

Value of A1: 20
Value of A2: 30
Result of Sum(A1:A2): 50.0

繰り返し式の計算方法

ブック内に多くの式があり、ユーザーが一部分だけを修正して繰り返し計算する必要がある場合、パフォーマンス向上のために式の計算チェーンを有効にすることが役立つかもしれません:FormulaSettings.GetEnableCalculationChain()

重要なこと

** 高度なトピック**