カスタムXMLパーツの追加およびIDでの選択

可能な使用シナリオ

カスタムXMLパーツは、Microsoft Excelドキュメント内に格納されているXMLデータであり、それらを扱うアプリケーションによって使用されます。現時点ではMicrosoft Excel UIを使用して直接追加する方法はありません。ただし、VSTOAspose.Cellsなどを使用してプログラムでさまざまな方法で追加できます。Aspose.Cells APIを使用してカスタムXMLパーツを追加する場合は、Workbook.getCustomXmlParts().add()メソッドを使用してください。同様に、そのIDを設定する場合は、CustomXmlPart.IDプロパティを使用します。また、IDでカスタムXMLパーツを選択する場合は、Workbook.getCustomXmlParts().selectByID()メソッドを使用できます。

カスタムXMLパーツの追加およびIDでの選択

以下のサンプルコードでは、まずWorkbook.getCustomXmlParts().add()メソッドを使用して4つのカスタムXMLパーツを追加します。次に、それらのIDをCustomXmlPart.IDプロパティを使用して設定します。最後に、Workbook.getCustomXmlParts().selectByID()メソッドを使用して追加したカスタムXMLパーツのうち1つを見つけたり選択したりします。以下のコードのコンソール出力も参照してください。

サンプルコード

コンソール出力

Found: CustomXmlPart ID Sport