ピボットテーブルリボンの無効化
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ピボットテーブルベースのレポートは便利ですが、対象ユーザーがこれらのレポートを詳細に設定するための知識を持っていない場合、エラーの原因となることがあります。これらの状況では、組織はユーザーがピボットテーブルベースのレポートを変更できないように制限したいと考えることがあります。レポートのフィルターの追加やスライサー、フィールドの追加、あるいはレポート内の特定の項目の順序の変更など、一般的なピボットテーブルの機能は、ほとんどのユーザーには推奨されません。一方で、これらのユーザーはレポートを更新したり、既存のフィルターやスライサーを使用したりすることはできるようになる必要があります。Aspose.Cellsでは、これらのレポートを作成する際にユーザーがこれらを変更できないようにする機能が提供されます。この目的のために、Excelではピボットテーブルリボンを無効にする機能が提供されており、Aspose.Cellsでも同様の機能が提供されています。つまり、開発者はこれらのレポートを変更できないようにリボンを無効にすることができます。
PivotTable.setEnableWizardを使用したピボットテーブルリボンの無効化
次のコードは、シートからピボットテーブルを取得し、そのフラグをfalseに設定するsetEnableWizardを呼び出すことで、この機能を示しています。サンプルピボットテーブルファイルは、このリンクからダウンロードできます。