空のワークシートを検出する

空の初期化されたセルのチェック

ワークシートには、値が入力された1つ以上のセルがある場合があります。値は単純なもの(テキスト、数値、日付/時刻)または式または式に基づく値であることがあります。そのような場合、指定されたワークシートが空かどうかを検出することは簡単です。確認する必要があるのは、Cells.MaxDataRowまたはCells.MaxDataColumnプロパティのみです。上記のプロパティがゼロまたは正の値を返す場合、1つ以上のセルが埋められていることを意味します。ただし、これらのプロパティのいずれかが-1を返す場合、指定されたワークシートにセルが1つも埋められていないことを示します。

空の初期化されたセルのチェック

値が入力されたセルは自動的に初期化されますが、ワークシートには書式のみが適用されたセルが存在する可能性があります。このようなシナリオでは、Cells.MaxDataRowまたはCells.MaxDataColumnプロパティは-1を返すため、値は入力されていないものの初期化されたセルが検出されません。指定されたワークシートに空の初期化されたセルがあるかどうかを確認するには、Cells コレクションから取得した列挙子上でIEnumerator.MoveNextメソッドを使用することが推奨されています。IEnumerator.MoveNextメソッドがtrueを返す場合、指定されたワークシートに1つ以上の初期化されたセルが存在することを示します。

図形のチェック

指定されたワークシートに値が入力されたセルがない場合でも、コントロール、グラフ、画像などの形状やオブジェクトが含まれている可能性があります。ワークシートに形状が含まれているかどうかを確認するには、ShapeCollection.Countプロパティを検査することができます。プラスの値が入力されている場合、ワークシートに形状が存在することを示します。

プログラミングサンプル