Aspose.Cells 8.3.0のパブリックAPIの変更

APIの追加

WorkbookSettings.AutoRecoverプロパティを追加しました

ワークブックのスプレッドシートで自動回復のオプションを設定するために、WorkbookSettingsクラスに新しいAutoRecoverプロパティが追加されました。

C#

 var book = new Workbook("sample.xlsx");

var settings = book.Settings;

settings.AutoRecover = true;

WorkbookSettings.CrashSaveプロパティを追加しました

WorkbookSettingsクラスにBoolean型のCrashSaveプロパティが追加され、アプリケーションがクラッシュした後にワークブックファイルを最後に保存したかどうかを示します。

C#

 var book = new Workbook("sample.xlsx");

var settings = book.Settings;

Console.WriteLine(settings.CrashSave);

WorkbookSettings.DataExtractLoadプロパティを追加しました

WorkbookSettingsクラスにDataExtractLoadプロパティが追加され、開発者がスプレッドシート上で前回のデータ復旧に関する情報を取得できるようになりました。DataExtractLoadプロパティがtrueを返すと、データ復旧がスプレッドシートで実行されたことを示します。

C#

 var book = new Workbook("sample.xlsx");

var settings = book.Settings;

Console.WriteLine(settings.DataExtractLoad);

WorkbookSettings.RepairLoadプロパティを追加しました

RepairLoadプロパティは、Excelアプリケーションでの最後の読み込み時にスプレッドシートが修復されたかどうかを示します。

C#

 var book = new Workbook("sample.xlsx");

var settings = book.Settings;

Console.WriteLine(settings.RepairLoad);

TxtLoadOptions.KeepExactFormatプロパティを追加しました

TxtLoadOptionsクラスに、数値や日付時刻のCSVファイルからの変換時に、セルの値の正確な書式を維持するかどうかを示すプロパティKeepExactFormatが追加されました。このプロパティは、デフォルト値がtrueであるため、セルの値はCSVファイルのように文字列としてフォーマットされます

C#

 var options = new TxtLoadOptions();

options.KeepExactFormat = false;

var book = new Workbook("sample.csv", options);

Shape.Idプロパティを追加しました

ShapeクラスにIdプロパティが追加され、指定されたスプレッドシート内の各シェイプオブジェクトを一意に識別するのに役立ちます。この新しいプロパティは、スプレッドシート内のチャートオブジェクトを識別するのにも役立ちます。

C#

 var book = new Workbook("sample.xlsx");

foreach(Chart chart in book.Worksheets[0].Charts)

{

    var shape = (Shape)chart.ChartObject;

    Console.WriteLine(shape.Id);

}

PlotAreaクラスにSetPositionAutoメソッドが追加され、チャートのプロットエリアを自動モードに設定するのをサポートします。

PlotAreaクラスにSetPositionAutoメソッドが追加され、チャートのプロットエリアを自動モードに設定するのをサポートします。

C#

 var book = new Workbook("sample.xlsx");

var chart = book.Worksheets[0].Charts[0];

chart.PlotArea.SetPositionAuto();