共有式数式の設定
ワークシートに計算を行う関数を追加したい場合があります。この記事では、Aspose.Cellsを使用してこのタスクを達成する方法について説明します。
Aspose.Cellsを使用した共有式の設定
次のサンプルワークシートのようなデータで満たされたワークシートがあるとします。
1 列またはデータを持つ入力ファイル
B2に関数を追加し、最初のデータ行の売上税を計算したいとします。税金は9%です。売上税を計算する式は次のとおりです:"=A2*0.09"。この記事では、Aspose.Cellsでこの式を適用する方法について説明します。
Aspose.Cellsを使用すると、Cell.Formula プロパティを使用して式を指定できます。その他のセル(B3、B4、B5など)に式を追加するためには、2つのオプションがあります。
最初のセルに対して行ったことを他のセルに対しても行い、セル参照を適切に更新することによって、各セルのために式を設定します(A30.09、A4 0.09、A5*0.09など)。これには各行のセル参照を更新する必要があります。また、Aspose.Cellsはそれぞれの式を個別に解析する必要がありますが、これは大規模なスプレッドシートや複雑な式に対して時間がかかる場合があります。また、余分な行数が追加されますが、ループを使用することでそれらを削減することができます。
もう1つの方法は、共有式 を使用することです。共有式を使用すると、式は各行のセル参照に自動的に更新されるため、税金が正しく計算されます。Cell.SetSharedFormula メソッドは、最初の方法よりも効率的です。
次の例では、その使用方法を示しています。
This file contains bidirectional Unicode text that may be interpreted or compiled differently than what appears below. To review, open the file in an editor that reveals hidden Unicode characters.
Learn more about bidirectional Unicode characters
// For complete examples and data files, please go to https://github.com/aspose-cells/Aspose.Cells-for-.NET
// The path to the documents directory.
string dataDir = RunExamples.GetDataDir(System.Reflection.MethodBase.GetCurrentMethod().DeclaringType);
// Instantiate a Workbook from existing file
Workbook workbook = new Workbook(dataDir + "source.xlsx");
// Get the cells collection in the first worksheet
Cells cells = workbook.Worksheets[0].Cells;
// Apply the shared formula in the range i.e.., B2:B14
cells["B2"].SetSharedFormula("=A2*0.09", 13, 1);
// Save the excel file
workbook.Save(dataDir + "Output_out.xlsx", SaveFormat.Xlsx);