ピボットテーブルを挿入する
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ピボットテーブルの作成
Aspose.Cells for Node.js via C++を使って、ピボットテーブルをプログラム的にスプレッドシートに追加することが可能です。
ピボットテーブルオブジェクトモデル
Aspose.Cells for Node.js via C++は、ピボットテーブルを作成・制御するための特別なクラスセットを提供します。これらのクラスは、PivotTableオブジェクトを作成・設定するために使われ、これがピボットテーブルの基本構造となります。次のオブジェクトがあります:
- PivotFieldは、PivotTableのフィールドを表します。
- PivotFieldCollectionは、PivotTableのすべてのPivotFieldオブジェクトのコレクションを表します。
- PivotTableは、ワークシート上のPivotTableを表します。
- PivotTableCollectionは、ワークシート上のすべてのPivotTableオブジェクトのコレクションを表します。
Aspose.Cellsを使用して簡単なピボットテーブルを作成する
- CellオブジェクトのputValueメソッドを使用してワークシートにデータを追加します。 このデータは、ピボットテーブルのデータソースとして使用されます。
- ワークシートにピボットテーブルを追加するために、PivotTablesコレクションのaddメソッドを呼び出します。このメソッドはWorksheetオブジェクトでカプセル化されています。
- 新しいPivotTableオブジェクトをPivotTablesコレクションから取得します。このコレクションはPivotTableのインデックスを渡すことでアクセスできます。
- ピボットテーブルを管理するために、上記で説明したPivotTableのいずれかを使用します。
例のコードを実行すると、ワークシートにピボットテーブルが追加されます。
データソースとしてセル範囲を割り当てるときには、範囲は左上から右下に向かっている必要があります。例えば、「A1:C3」は有効ですが、「C3:A1」は無効です。