Node.jsとC++経由でExcelワークシートの上部行を固定します。

紹介

この記事では、上部行を固定する方法を学びます。共通の見出しの下に大量のデータがある場合、スクロールしても見出しが見えなくなります。上部行を固定すると、データのスクロール時でもその部分を確認できます。ヘッダーを簡単に確認できます。

Excelで行を凍結する

Excelで行を凍結

  1. 上端の行を固定したい場合、その下の行を最初に選択します。
  2. 表示 > ウィンドウ枠の固定をクリックします。
  3. ドロップダウンメニューで「上部行を凍結」をクリックします。
  4. 下にスクロールすると、常に最初の行が上部ビューに表示されます。

Frozen row

ご覧の通り、最初の行は固定されており、スクロールダウン時も常にビューの上部に残ります。

行の固定により、大量のデータを見やすくしつつ、行ラベルを気にせずに済みます。

Aspose.Cells for Node.js via C++を使った行の固定

Aspose.Cells for Node.js via C++を使えば簡単に行(または列)を固定できます。 Worksheet.freezePanes(number, number, number, number) メソッドを使用し、選択した行に行の固定を行ってください。

  1. ファイルを開くためにワークブックを作成します。または空のファイルを作成します。
  2. Worksheet.freezePanes() メソッドを使用して最初の行を固定します。
  3. ファイルを保存します。
const path = require("path");
const AsposeCells = require("aspose.cells.node");

// The path to the documents directory.
const dataDir = path.join(__dirname, "data");
const filePath = path.join(dataDir, "Freeze.xlsx");

// Instantiate a new Workbook.
const workbook = new AsposeCells.Workbook(filePath);

// Freezing panes at the cell B2
workbook.getWorksheets().get(0).freezePanes("A2", 1, 0);

// Saving the file
workbook.save("frozen.xlsx");

添付のサンプルソースExcelファイル