EPS の切り抜き | JavaScript API ソリューション
概要
この記事では、JavaScript を使用して EPS 画像をトリミングする 方法について説明します。以下のトピックを取り上げます。
JavaScript による EPS 画像トリミングの説明
画像のトリミングとは、画像の左、右、上、下の 1 つ以上の余白を調整することで、端からコンテンツを切り取ることを意味します。
このソリューションを使用して EPS 画像をトリミングすると、結果の画像は常に元の画像よりも小さくなります。ただし、ツールは EPS ファイルのコンテンツではなくヘッダーを変更するため、ファイルサイズ自体は変わりません。
EPS 画像の余白は、BoundingBox メタデータによって定義されます。トリミング、または新しい境界ボックスを設定するには、まず EPS 画像の既存の境界ボックスを把握しておく必要があります。既存の境界ボックスを把握していない場合、または既存の境界ボックスの範囲外に新しい境界ボックスの値を設定すると、エラーが発生します。
したがって、JavaScript で EPS 画像をトリミングする手順は以下のとおりです。
- ファイルリーダー ‘const file_reader = new FileReader();’ を作成し、ファイル ‘file_reader.readAsArrayBuffer(e.target.files[0]);’ を読み取ります。
- ロードイベントハンドラーで AsposeCropEPS を呼び出し、ファイルの内容とファイル名、および新しいボックスの左、上、右、下の境界を渡します。
- 結果の JSON には、fileNameResult にファイル名が含まれます。
- DownloadFile 関数 ‘DownloadFile(JSON.fileNameResult, “image/pdf”);’ を使用してファイルをダウンロードできます。
Aspose.Page EPS Crop の品質を確認し、無料のオンライン ツール Crop EPS で結果を表示できます。その後、弊社の Web アプリケーション EPS Viewer で結果の EPS ファイルを表示できます。
JavaScript で EPS をトリミング
次の JavaScript コードスニペットでは、 画像の既存の境界ボックスを取得し、EPS をトリミングしています。
1 var fCropEPS = function (e) {
2 const file_reader = new FileReader();
3 file_reader.onload = (event) => {
4 const JSON = AsposeCropEPS(event.target.result, e.target.files[0].name, e.target.files[0].name + "_crop.eps", 30, 5, 240, 36);
5 if (JSON.errorCode == 0) {
6 DownloadFile(JSON.fileNameResult, "image/eps");
7 }
8 else
9 document.getElementById('output').textContent = JSON.errorText;
10 }
11 file_reader.readAsArrayBuffer(e.target.files[0]);
12 }
初期画像
切り抜かれた画像
EPS 切り抜き Web アプリケーション で、オンラインで EPS の切り抜き機能を評価できます。数秒で EPS ファイルを切り抜き、結果をダウンロードできます。
サンプルファイルとデータファイルは
GitHub からダウンロードできます。