.NET API を使用して EPS ファイルを変換する
この記事では、EPS から BMP への変換を例に、C# を使用して EPS ファイルを変換する 方法について説明します。
Aspose.Page を使用すると、C# を使用して EPS ファイルを BMP、JPG、EMF、TIFF、PNG、WMF、PDF 形式に変換できます。
C# EPSからBMPへの変換
Aspose.Page の EPS から BMP への変換品質を確認し、変換結果を確認するには、無料のオンライン アプリ EPS to BMP Converter、EPS Viewer、その他の EPS ファイル操作用アプリ をご利用ください。
Aspose.Page for .NET EPS コンバーターは、.NET プラットフォームでサポートされている任意の言語 (C#、VB、J#) を使用して、Encapsulated PostScript (EPS) ファイルを変換できます。すべての変換は、以下の例に示す方法と同様に実行されます。
EPS から BMP への変換手順:
- EPS ファイルから PsDocument のインスタンスを作成します。
- ImageSaveOptions (PDF に変換する場合は PdfSaveOptions) を使用して、AdditionalFontsFolder と SuppressError のブール値を指定します。
- PostScript ドキュメントを、画像保存オプションを使用して、バイト配列の配列として画像として保存します。入力ドキュメントの 1 ページにつき 1 つのバイト配列になります。
- 結果として得られた 2 次元バイト配列を BMP ファイルに保存し、バイト配列ごとに新しいファイル出力ストリームを作成します。
- SuppressErrors 値が true の場合(デフォルト)、EPS から BMP への変換中に発生したエラーを確認できます。
以下の C# コードスニペットは、C# で EPS ファイルを BMP ファイルに変換する 方法を示しています。その他の EPS 変換も同様に実行されます。
ImageSaveOptions について考えてみましょう。このクラスを使用すると、EPSからBMPへの変換時にさまざまな変換パラメータを指定できます。
- Size は、結果画像の幅と高さを指定します。
- ImageFormat は、出力画像形式を指定します。
- SmoothingMode は、結果画像における曲線、テキスト、ラスター画像の描画品質を制御します。
- AdditionalFontsFolder は、フォントの場所を指定します。システムフォントフォルダはデフォルトで常に含まれます。
- SuppressError は、EPS から BMP へのコンバーターが重大ではないエラーが発生した場合の動作を制御します。値が true の場合、変換後に Exceptions フィールドにそのようなエラーのリストを表示できます。デフォルト値は true です。
- Debug は、デバッグ情報をコンソールに出力します。デフォルト値は false です。
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サンプルファイルとデータファイルは GitHubからダウンロードできます。