C++を使用してPDFドキュメントを作成する

Aspose.PDF for C++ APIは、C++のアプリケーション開発者がアプリケーションにPDFドキュメントの処理機能を組み込むことを可能にします。これにより、基盤となるマシンに他のソフトウェアをインストールすることなく、PDFファイルの作成と読み取りが可能になります。Aspose.PDF for C++は、QT、MFC、コンソールアプリなど、さまざまなC++アプリケーションタイプで使用することができます。

C++を使用してPDFファイルを作成する方法

C++を使用してPDFファイルを作成するには、次の手順を使用します。

  1. Document オブジェクトをインスタンス化する
  2. ドキュメントオブジェクトにPageを追加する
  3. TextFragment オブジェクトを作成する
  4. ページの Paragraph コレクションに TextFragment を追加する
  5. 結果として得られる PDF ドキュメントを保存する
void CreatePDF() {
    // パス名の文字列。
    String _dataDir("C:\\Samples\\");

    // ファイル名の文字列。
    String filename("sample-new.pdf");

    // ドキュメントオブジェクトを初期化する
    auto document = MakeObject<Document>();
    // ページを追加する
    auto page = document->get_Pages()->Add();

    // 新しいページにテキストを追加する
    auto textFragment = MakeObject<TextFragment>(u"Hello World!");
    page->get_Paragraphs()->Add(textFragment);

    // 更新された PDF を保存する
    String outputFileName = _dataDir + filename;

    document->Save(outputFileName);
}