プログラムでPDFドキュメントを保存

ファイルシステムにPDFドキュメントを保存

Document クラスの save() メソッドを使用して、作成または操作したPDFドキュメントをファイルシステムに保存できます。


    import aspose.pdf as ap

    document = ap.Document(input_pdf)
    # いくつかの操作を行う、例:新しい空のページを追加
    document.pages.add()
    document.save(output_pdf)

ストリームにPDFドキュメントを保存

Save メソッドのオーバーロードを使用して、作成または操作したPDFドキュメントをストリームに保存することもできます。


    import aspose.pdf as ap

    document = ap.Document(input_pdf)
    # いくつかの操作を行う、例:新しい空のページを追加
    document.pages.add()
    document.save(io.FileIO(output_pdf, 'w'))

PDF/A または PDF/X 形式で保存

PDF/A は、電子文書のアーカイブおよび長期保存に使用される ISO 標準化されたポータブル文書形式 (PDF) のバージョンです。 PDF/A は、フォントのリンク(フォントの埋め込みとは対照的)や暗号化など、長期アーカイブに適さない機能を禁止している点で PDF とは異なります。 PDF/A ビューアの ISO 要件には、カラーマネージメントガイドライン、埋め込みフォントのサポート、および埋め込み注釈を読むためのユーザーインターフェイスが含まれます。

PDF/X は PDF ISO 標準のサブセットです。 PDF/X の目的はグラフィックス交換を容易にすることであり、そのため標準の PDF ファイルには適用されない一連の印刷関連要件があります。

どちらの場合も、save() メソッドを使用して文書を保存しますが、文書は convert メソッドを使用して準備する必要があります。


    import aspose.pdf as ap

    document = ap.Document(input_pdf)
    document.pages.add()
    document.convert(output_log, ap.PdfFormat.PDF_X_3, ap.ConvertErrorAction.DELETE)
    document.save(output_pdf)