Reporting Services SharePoint 構成

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図 17: SharePoint 構成

Web サービス URL

Reporting Services Configuration Manager で見つけた Report Server の URL を提供します。

認証モード

認証モードも選択します。以下の MSDN リンクではこれらの詳細が説明されています。 SharePoint 統合モードの Reporting Services のセキュリティ概要

要するに、サイトが Claims Authentication を使用している場合、ここで選択するものにかかわらず、常に Trusted Authentication を使用します。Windows 認証を渡したい場合は、Windows Authentication を選択してください。Trusted Authentication では、SPUser トークンを渡し、Windows 認証には依存しません。

Classic Mode サイトを NTLM 用に構成し、RS が NTLM 用に設定されている場合も、Trusted Authentication を使用することをお勧めします。Windows Authentication を使用し、それをデータソースに渡すには Kerberos が必要です。

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図 18: Reporting Services Integration 認証情報の設定

機能の有効化

これにより、すべてのサイトコレクションで Reporting Services を有効化するオプションが得られます。また、どのサイトで有効化するかを選択することもできます。これは、どのサイトが Reporting Services を使用できるかを示します。 完了すると、次の図が表示されるはずです。

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図 19: SharePoint 環境との Reporting Services の統合に成功

図 14 で示された Report Server URL に戻ると、次の図に似たものが表示されるはずです。

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図 20: SharePoint 環境との Reporting Services の検証に成功

これで、SharePoint 2010 で Reporting Services を使用する準備が整いました。前のバージョンと同様に、「サイトコレクション機能」で Reporting Services Integration を構成すると有効化される機能があります。また、インストールにより、サイトに追加するための 3 つのコンテンツタイプが追加されました。図 21 では、ドキュメントライブラリに追加された 2 つのコンテンツタイプを使用してカスタムレポートを作成する様子が示されています。

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図 21: Report Builder

Report Builder 」は、サーバーにダウンロードする必要がある ActiveX です。図 22 に示されています。

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図 22: Report Builder のダウンロードとインストール

ダウンロードが完了したら、“Report Builder” を実行します。これで、最初のレポートを設計する準備が整いました。図 23 に示されています。

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図 23: Report Builder 新しいレポート作成ウィザード

レポートを作成したら、SharePoint 2010 のレポートを置くために作成したドキュメントライブラリに保存できます。

もう1つのコンテンツタイプは、データソースとして共有接続を作成し、SharePoint のドキュメントライブラリに保存するために使用されます。ドキュメントライブラリを作成し、このコンテンツタイプを追加すると、レポートのデータソースを変更するための接続を利用可能にすることができます。

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図 24: Report Server へのレポートの成功したエクスポート