プロジェクトの通貨桁数の管理
概要
通貨の小数桁 プロジェクト内の金額に使用する小数点以下の桁数を定義します。
例えば:
- 0 →
$123
(小数なし) - 2 →
$123.45
(小数点以下2桁、ほとんどの通貨で一般的) - 3 →
$123.456
(まれに使用されるが、貴金属の価格設定など特定の状況で用いられる)
通貨の桁数を正しく設定することで、レポート、エクスポート、統合全体で費用データが一貫して表示されます。
通貨の桁数は、通貨で使用される小数点以下の桁数を設定します。
通貨の桁数の管理
The CurrencyDigits property exposed by the Project class is used to set or get the number of digits after the decimal symbol for a project’s currency. This property supports the integer data type.
Microsoft Projectで通貨の小数桁数を確認するには:
- 「 ツール 」メニューから オプションを選択します。
- 「 表示 」タブに移動します。
- 「 通貨 」セクションで、 小数点以下の桁数 の設定を確認します。
Microsoft Projectにおける通貨の小数桁設定
図:Microsoft Projectの通貨桁設定。
Aspose.Tasksでの通貨桁の操作
この
CurrencyDigits
プロパティは、
Project
クラスで get または set して、プロジェクトの通貨に対する小数点以下の桁数を操作するために使用されます。
これは integer の値を受け入れます(Microsoft Projectでは0〜4)。
Aspose.Tasksを使用した通貨桁の設定
以下は、新しいプロジェクトを作成し通貨の桁数を 2
に設定する完全な動作例です:
1// Create new project and set currency digits
2Project project = new Project();
3project.Set(Prj.CurrencyDigits, 2);
Aspose.Tasksを使用して通貨桁を取得する
通貨のプロパティには、プロジェクトのCurrencyDigitsプロパティを通じてアクセスします。
1Project project = new Project("New Project.mpp");
2Console.WriteLine(project.Get(Prj.CurrencyDigits));
ベストプラクティス
- ✅ ほとんどの通貨(USD、EUR、GBPなど)には小数点以下2桁を使用してください。 ✅ 端数単位がない通貨(例:日本円)には小数点以下0桁を使用してください。 ✅ 通貨の桁数はCurrencyCode設定に合わせて一貫性を保ってください。
- ❌ プロジェクトの途中で通貨の桁数を変更する場合は、関連するすべてのコストデータを更新せずに変更しないでください。 関連APIメンバー — 3文字のISO 4217通貨コード。
- — 通貨表示に使用される記号。 — 通貨記号を数字の前後どちらに配置するか。 よくある質問
- Q:
通貨の桁数を4より大きい値に設定するとどうなりますか?
CurrencyCode
A:CurrencySymbol
Microsoft Projectは小数点以下最大4桁をサポートしています。それ以上の値は無視されます。CurrencySymbolPosition
Q:
通貨の桁数を変更すると、格納された数値に影響しますか?
A: いいえ、表示方法のみが変わり、内部の計算精度は変更されません。
まとめ 通貨の桁数は、通貨値に表示される小数点以下の桁数を制御します。
表示はMicrosoft ProjectのUIで確認でき、取得・設定はAspose.Tasksを使用してプログラムから行えます。 一貫性を保つために、常に通貨の桁数を通貨コードとレポート要件に合わせてください。
A: No, it changes only how the numbers are displayed, not the internal calculation precision.
Summary
- Currency digits control how many decimal places are shown for currency values.
- You can view them in Microsoft Project UI or get/set them programmatically with Aspose.Tasks.
- Always align your currency digits with your currency code and reporting needs to maintain consistency.