カレンダーの例外を取得する
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]カレンダーの例外を取得する
Aspose.Tasks for .NET でプロジェクトカレンダーを扱う際には、祝日、特別な稼働日、または計画された非稼働期間などの例外日を取得する必要があります。これらの例外は、プロジェクトのスケジュールや期間を正確に分析するために重要です。
Calendar
クラスは、
Exceptions
プロパティを通じてカレンダーの例外にアクセスできます。このプロパティは、各例外期間を表す
CalendarException
オブジェクトのコレクションを返します。
各 CalendarException
には以下のようなプロパティがあります:
FromDate
: 例外期間の開始日。ToDate
: 例外期間の終了日。DayWorking
: その日が稼働日かどうかを示します。EnteredByOccurrences
: 例外が繰り返しかどうかを示します。
Exceptions
コレクションを反復処理することで、プロジェクト内に定義されたすべてのカレンダー例外を確認または処理できます。
例:カレンダーの例外を取得する
以下の例では、プロジェクトを読み込み、そのカレンダーに設定されたすべての例外を列挙する方法を示します。
1Project project = new Project("New Project.mpp");
2
3// Access calendars
4foreach (Calendar cal in project.Calendars)
5{
6 // Access calendar exceptions
7 foreach (CalendarException calExc in cal.Exceptions)
8 {
9 Console.WriteLine("From: " + calExc.FromDate.ToShortDateString());
10 Console.WriteLine("To: " + calExc.ToDate.ToShortDateString());
11 }
12}
まとめ
カレンダーの例外にアクセスすることで、プロジェクトの稼働時間構成を完全に把握できます。これは、カスタムスケジューリングロジックを実装する場合や、レポートを生成する場合、非稼働期間が正しく定義されているかを検証する際に特に有用です。
さらに高度なシナリオについては、以下もご参照ください: