パスワードで保護されたプロジェクトを操作します
Microsoft Projectを使用すると、MPP形式でプロジェクトを保存するときに、ユーザーがパスワード保護を追加できます。
MPP形式で保存されたパスワードで保護されたプロジェクトを使用するために、.NETのAspose.Tasksを使用する方法を検討してください。
パスワード保護プロジェクトを読む
Projectクラスは、パスワードで保護されたMPPファイルを読み取ることができるプロジェクト()コンストラクターの過負荷を公開します。
パスワードで保護されたプロジェクトファイルを読むには、どちらもできます
- プロジェクト(String、String)コンストラクターのオーバーロードを使用し、2番目の引数としてパスワードを渡します。
1Project Project = new Project( "New Project.mpp"、 "Password");
または
- プロジェクト(String、Loadoptions)コンストラクターの過負荷を次の方法で使用します。
1Project Project = new Project( "new Project.mpp"、new loadoptions {password = "password"});
次のコードの例は、プロジェクトファイルがパスワードで保護されているかどうかを確認する方法を示しています。
1var info = project.getProjectFileInfo( "PasswordPrutected.mpp");
2console.writeline( "ファイルパスワードは保護されていますか?" + info.ispasswordprotected);
パスワード保護を追加
.NETのAspose.Tasksは、MPP形式でプロジェクトを作成するときにパスワード保護を追加できます。
この機能は、次の制限の対象となります。
- Microsoft Project 2010および新しい形式で保存されたMPPのプロジェクトでは、保護パスワードの追加がサポートされています。
- 現在、「保護パスワード」のみがサポートされています。「書き込み予約パスワード」のサポートは、将来のリリースで追加されます。
次のスニペットを使用して、保護パスワードを追加できます。
1Project Project = new Project( "Test Project.mpp");
2project.save( "output_protected.mpp"、
3 新しいmppsaveoptions()
4 {
5 ProtectionPassWord = "パスワード"
6 });
ProtectionPassWordを指定せずに.NETのAsopsion.Tasksを使用してパスワード保護プロジェクトが保存されると、保護されていないことに注意してください。 したがって、以下の例では、output.mppは保護されていません。
1Project Project = new Project( "protectedfile"、 "password");
2
3project.save( "output.mpp"、savefileformat.mpp);
4// output.mppファイルは保護されていません
5
6project.save( "output_protected.mpp"、new mppsaveoptions()
7 {
8 ProtectionPassWord = "パスワード"
9 });
10
11// output_protected.mppファイルが保護されています。