ラテックスフォント選択スキーム| Java用のAspose.TeX
LaTeX 組版システムは、ソース文書を処理する際に、使用するフォントについてあまり知識を持ちません。文字の形状を知る必要はなく、文字の位置を計算するだけです。最も重要な情報は、文字の幅、高さ、深さで定義される文字のブラックボックスです。これらの寸法は、フォントごとに TeX フォントメトリック (.tfm
) ファイルと呼ばれる別の外部ファイルに保存されます。
文字の形状は後で使用されます。LaTeX システムが .dvi
ファイルを生成する場合、ドライバ プログラムは .dvi
ファイルの文字配置データと .pk
ファイルまたはアウトライン記述 (PostScript など) からの文字形状情報を組み合わせて、出力媒体上に文字画像を生成します。ただし、PDF TeX や VTEX などの他の LaTeX システムは、.dvi
ファイルの生成を省略し、代わりに直接 PDF または PostScript 出力を生成します。その場合、対応するフォーマッタが最終出力を生成するときに、文字の形状が埋め込まれます。