ワークシートのセルへのアクセス
セルへのアクセス
Aspose.Cellsは、Microsoft Excelファイルを表すWorkbookクラスを提供しています。 Workbookクラスには、Excelファイル内の各ワークシートにアクセスできるWorksheetCollectionコレクションが含まれています。ワークシートはWorksheetクラスで表されます。 Worksheetクラスは、ワークシート内のすべてのセルを表すCellsコレクションを提供します。
Aspose.Cellsは、セルへのアクセスのための異なる基本的なアプローチを提供しています:
セル名の使用
開発者は、ワークシートのCells コレクションにそのセル名を渡すことで、任意の特定のセルにアクセスできます。
開始時に空のワークシートを作成した場合、Cells コレクションの数はゼロです。このアプローチを使用してセルにアクセスすると、そのセルがコレクションに存在するかどうかをチェックし、存在する場合はそれを返します。存在しない場合は、新しいCell オブジェクトを作成し、そのオブジェクトをCells コレクションに追加してから返します。Microsoft Excelに精通している場合、このアプローチはセルにアクセスする一番簡単な方法ですが、他のアプローチよりも遅くなります。
セルの行と列のインデックスの使用
開発者は、その行と列のインデックスをCells コレクションに渡すことで、任意の特定のセルにアクセスできます。
このアプローチは第1のアプローチと同じように機能します。
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ワークシートの最大表示範囲へのアクセス
Aspose.Cellsは、ワークシートの最大表示範囲にアクセスすることができます。最大表示範囲(コンテンツを持つ最初のセルと最後のセルの範囲)は、ワークシート全体の内容をコピー、選択、または表示する必要がある場合に便利です。
ワークシートの最大表示範囲には、Worksheet.getCells().getMaxDisplayRange()を使用してアクセスできます。
次の図には、選択したワークシートの最大表示範囲がA1:G15に示されています。
このワークシートの最大表示範囲を表示する
以下のサンプルコードは、MaxDisplayRange プロパティにアクセスする方法を示しています。コードは次の出力を生成します。
Maximum Display Range: =Sheet1!$A$1:$G$15