ODSファイルの暗号化と複合化
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OpenOffice.orgはパスワード保護とファイルの暗号化をサポートする完全な機能を備えたオフィススイートです。ただし、暗号化されたODSファイルはパスワードを提供した後にのみOpenOfficeで開くことができ、Excelは暗号化されたODSファイルを開くことはできません。暗号化オプションは、その他のファイルタイプとは異なり、ODSファイルには適用されません。
Aspose.Cellsを使用して、ODSファイルの暗号化と複合化が可能です。複合されたODSファイルはExcelとOpenOfficeの両方で開くことができます。
OpenOffice Calcで暗号化
- 「名前を付けて保存」を選択し、「パスワードで保存」ボックスをクリックします。
- 保存ボタンをクリックします。
- 開いた「パスワードの設定」ウィンドウの「開くためのパスワードを入力」および「パスワードを確認」フィールドに希望するパスワードを入力します。
- ファイルを保存するために OK ボタンをクリックします。
ODSファイルの暗号化/復号化:
ODSファイルを暗号化するには、ファイルを読み込み、保存する前に実際のパスワードを WorkbookSettings.setPassword() に渡します。出力される暗号化されたODSファイルはOpenOfficeでのみ開くことができます。ODSファイルを復号化するには、LoadOptions.setPassword() にパスワードを提供してファイルを読み込みます。ファイルを読み込んだ後は、実際のパスワードを引数として関数 Workbook.unprotect() を呼び出し、最後に Workbook.getWorkbookSettings().setPassword() にnullを渡します。