ワークシートの追加または挿入
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このトピックでは、Aspose.Cells.GridDesktopを使用してExcelファイルにワークシートを追加または挿入する技術について説明します。追加と挿入の違いは、追加は単にワークシートがExcelファイルのワークシートコレクションの末尾に追加されるという点ですが、挿入はワークシートをワークシートコレクション内の特定の位置に追加することを意味します。
ワークシートの追加
Aspose.Cells.GridDesktopを使用してワークシートを追加するには、次の手順に従ってください。
- フォームにAspose.Cells.GridDesktopコントロールを追加します。
- GridDesktopコントロールのワークシートコレクションのAddメソッドを呼び出します。
多くのオーバーロードされたAddメソッドのバージョンが利用可能です。上記のオーバーロードされたバージョンを使用すると、たとえば、ワークシートがデフォルトのシート名でExcelファイルに追加されます。Addメソッドの他のオーバーロードされたバージョンを使用すると、次に示すように名前を定義することができます。
ワークシートの挿入
Aspose.Cells.GridDesktopを使用してワークシートを挿入するには、次の手順に従ってください。
- Aspose.Cells.GridDesktopコントロールをフォームに追加します。
- GridDesktopコントロールのワークシートコレクションのInsertメソッドを呼び出します。
重要: Microsoft Excel(97-2003 XLS)は、最大65,536行および256列のExcelシートをサポートしています。Aspose.Cells.GridDesktopも同じ基準に従います。Aspose.Cells.GridDesktopコントロールでは、標準制限を超えた行数や列数のワークシートを追加または挿入できますが、GridデータをExcelファイルに保存しようとすると例外がスローされます。つまり、Aspose.Cells.GridDesktopを使用してExcel XLSファイルに保存できるのは、65,536行と256列に含まれるデータだけであり、XLSX(MS Excel 2007/2010)ファイル形式を使用する場合は、そのような制限はありません。