チャートのカスタマイズ
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カスタムチャートの作成
これまでに、標準のフォーマット設定を持つ標準チャートを取り上げてきました。データソースを定義し、いくつかのプロパティを設定するだけで、チャートはそのデフォルトのフォーマット設定で作成されます。ただし、Aspose.Cells APIでは、自分自身のフォーマット設定を持つカスタムチャートを作成することもサポートされています。
開発者は、Aspose.Cellsを使用して実行時にカスタムチャートを作成できます。
チャートはデータ系列で構成されます。Aspose.Cellsの各データ系列はSeriesオブジェクトで表され、 SeriesCollectionオブジェクトはSeriesオブジェクトのコレクションとして機能します。カスタムチャートを作成する際、開発者は異なる種類のチャートを異なるデータ系列に使用する自由があります(SeriesCollectionオブジェクトで収集されたデータ系列)。
以下の例コードは、カスタムチャートの作成方法を示しています。この例では、最初のデータ系列には列チャートを使用し、2番目のデータ系列には折れ線グラフを使用しています。その結果、ワークシートには列チャートと折れ線グラフが組み合わされたチャートが追加されます。
現在、Aspose.Cellsでは、パイチャート、折れ線グラフ、列グラフ、列積み上げグラフを組み合わせたカスタムチャートのみがサポートされていますが、将来のリリースでさらに多くのチャートがサポートされる予定です。