ピボットテーブルリボンの無効化
Contents
[
Hide
]
ピボットテーブルベースのレポートは便利ですが、対象ユーザーがこれらのレポートを詳細に設定するための知識を持っていない場合、エラーの原因となることがあります。これらの状況では、組織はユーザーがピボットテーブルベースのレポートを変更できないように制限したいと考えることがあります。レポートのフィルターの追加やスライサー、フィールドの追加、あるいはレポート内の特定の項目の順序の変更など、一般的なピボットテーブルの機能は、ほとんどのユーザーには推奨されません。一方で、これらのユーザーはレポートを更新したり、既存のフィルターやスライサーを使用したりすることはできるようになる必要があります。Aspose.Cellsでは、これらのレポートを作成する際にユーザーがこれらを変更できないようにする機能が提供されます。この目的のために、Excelではピボットテーブルリボンを無効にする機能が提供されており、Aspose.Cellsでも同様の機能が提供されています。つまり、開発者はこれらのレポートを変更できないようにリボンを無効にすることができます。
PivotTable.EnableWizardを使用してピボットテーブルリボンを無効にする
次のコードは、シートからピボットテーブルを取得し、EnableWizardをfalseに設定することでこの機能を示しています。サンプルのピボットテーブルファイルは、このリンクからダウンロードできます。
This file contains bidirectional Unicode text that may be interpreted or compiled differently than what appears below. To review, open the file in an editor that reveals hidden Unicode characters.
Learn more about bidirectional Unicode characters
// For complete examples and data files, please go to https://github.com/aspose-cells/Aspose.Cells-for-.NET | |
// Open the template file containing the pivot table | |
Workbook wb = new Workbook("pivot_table_test.xlsx"); | |
// Access the pivot table in the first sheet | |
PivotTable pt = wb.Worksheets[0].PivotTables[0]; | |
// Disable ribbon for this pivot table | |
pt.EnableWizard = false; | |
// Save output file | |
wb.Save("out.xlsx"); |