Excelファイルの暗号化

Microsoft Excel の使用

Microsoft Excel(ここではMicrosoft Excel 2003)でファイルの暗号化設定を行うには:

  1. ツールメニューからオプションを選択します。ダイアログが表示されます。
  2. セキュリティタブを選択します。
  3. パスワードを入力し、詳細をクリックします。
  4. 暗号化方式を選択し、パスワードを確認します。

Aspose.Cells を使用した暗号化

この例は、Aspose.Cells for Python via .NET APIを使用してExcelファイルを暗号化し、パスワード保護する方法を示しています。

修正パスワードを指定するオプション

この例は、既存のファイルに対してAspose.Cells for Python via .NETを使って変更パスワードを設定する方法を示しています。

暗号化されたファイルのパスワードを確認します

暗号化されたファイルのパスワードを確認するには、Aspose.Cells for Python via .NETがverify_passwordメソッドを提供します。これらのメソッドは、ファイルストリームと検証したいパスワードの2つのパラメータを受け取ります。 以下のコードスニペットは、提供されたパスワードが有効かどうかを確認するverify_passwordメソッドの使用を示しています。

ODSファイルの暗号化/復号化

Aspose.Cells for Python via .NETは、ODSファイルの暗号化と復号化をサポートします。復号化されたODSファイルはExcelとOpenOfficeの両方で開けますが、暗号化されたODSファイルはパスワード入力後にOpenOfficeでのみ開くことが可能です。Excelでは暗号化されたODSファイルを開けず、警告が出ることがあります。ODSファイルの暗号化には、ファイルをロードして実際のパスワードを設定し(WorkbookSettings.passwordに設定)、保存します。出力された暗号化ODSファイルはOpenOfficeだけで開けます。

ODSファイルを復号化するには、LoadOptions.passwordによるパスワードの提供でファイルを読み込みます。ファイルが読み込まれたら、WorkbookSettings.password文字列をnullに設定します。