パラメータ付きレポート
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パラメータ付きレポートは、レポートが処理される際に使用される入力値を受け入れるレポートです。
パラメータ付きレポートでは、実行時に設定された値に基づいてレポートの出力を変化させることができます。Reporting Servicesは、クエリパラメータとレポートパラメータの2種類のパラメータをサポートしています。
- クエリパラメータはデータ処理中にデータを選択またはフィルタリングするために使用されます。クエリパラメータが指定されている場合、使用者またはデフォルトのプロパティから値が提供される必要があります。これにより、レポートのデータ取得のためのSELECTステートメントまたはストアドプロシージャが完了します。
- レポートパラメータは、レポート処理中にデータの異なる側面を表示するために使用されます。レポートパラメータは通常、大量のレコードをフィルタリングするために使用されますが、レポートのクエリと式によって異なる用途があるかもしれません。
レポートパラメータはクエリパラメータと異なり、レポートで定義され、レポートサーバーによって処理されます。一方、クエリパラメータはデータセットクエリの一部として定義され、データベースサーバーで処理されます。Aspose.Cells.Report.Designerでは、クエリパラメータはMicrosoft Queryでクエリを作成する際に指定されます。
Aspose.Cells.Report.Designerでレポートパラメータを作成し、クエリパラメータを対応するレポートパラメータにマッピングすることができます。これにより、レポートパラメータの値を選択し、それらをクエリに渡してデータソースから取得するデータを制限することが可能です。