序文

レポートデザイナーを使用したレポートの設計

Aspose.Cells.Report.Designer を使用してレポートを設計する主要なステップは次のとおりです:

  1. データソースとクエリを作成します。 Microsoft Query は Aspose.Cells.Report.Designer と統合され、データソースとクエリを作成するためのグラフィックツールとして使用されます。ユーザーは既存のデータソースとクエリが操作可能な RDL ファイルも使用できます。
  2. パラメータをマップします。 クエリの SQL ステートメントにパラメータが含まれる場合、ユーザーはレポートパラメーターを作成し、SQL パラメーターをレポートパラメーターにマッピングする必要があります。Aspose.Cells.Report.Designer では、レポートパラメーターの有効な値を指定することができます。
  3. Microsoft Excel レポートテンプレートのコンテンツ、スタイル、フォーマットを設計します。 Aspose.Cells レポートテンプレートには、次のタイプのレポートアイテムを任意の数含めることができます:
    1. ピボットテーブル
    2. チャート
    3. テキストボックス
    4. マトリックス 通常、クエリ(つまり、DataSet)はレポートアイテムのデータソースとして使用されます。一部のレポートアイテムに対しては、Reporting Services のパラメーターや式、グローバル変数をデータソースとして使用することもできます。レポートアイテムのスタイルとフォーマットは、単純にレポートアイテムを構成するセルのスタイルとフォーマットを設定することで指定されます。
  4. レポートを公開します。 上記の手順を経て、レポートは公開の準備が整いました。ユーザーはレポートを公開するフォルダを指定することができます。必要に応じて、レポートのデータソースとして Report Server 上の共有データソースを割り当てることができます。
  5. レポートをプレビューします。 Report Server 上でレポートをプレビューする際には、エクスポートするファイル形式(たとえば Microsoft Excel 97-2003 バイナリ XLS 形式、SpreadsheetML、Microsoft Excel 2007 XLSX 形式)と、レポート設計中に作成された入力レポートパラメーターを指定する必要があります。その後、Reporting Services によって提供されるデータでレポートが埋め込まれます。