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Aspose.Cells for Reporting Services は主に Aspose.Cells.Report.Designer と Aspose.Cells.Renderer for Reporting Services の 2 つのコンポーネントで構成されています。前者は Microsoft Excel で直接レポートを設計するために使用され、後者は RDL レポートを Microsoft Excel にレンダリングする責務を持っています。
レポートデザイナーを使用したレポートの設計
Aspose.Cells.Report.Designer を使用してレポートを設計する主要なステップは次のとおりです:
- データソースとクエリを作成します。 Microsoft Query は Aspose.Cells.Report.Designer と統合され、データソースとクエリを作成するためのグラフィックツールとして使用されます。ユーザーは既存のデータソースとクエリが操作可能な RDL ファイルも使用できます。
- パラメータをマップします。 クエリの SQL ステートメントにパラメータが含まれる場合、ユーザーはレポートパラメーターを作成し、SQL パラメーターをレポートパラメーターにマッピングする必要があります。Aspose.Cells.Report.Designer では、レポートパラメーターの有効な値を指定することができます。
- Microsoft Excel レポートテンプレートのコンテンツ、スタイル、フォーマットを設計します。
Aspose.Cells レポートテンプレートには、次のタイプのレポートアイテムを任意の数含めることができます:
- 表
- ピボットテーブル
- チャート
- テキストボックス
- マトリックス 通常、クエリ(つまり、DataSet)はレポートアイテムのデータソースとして使用されます。一部のレポートアイテムに対しては、Reporting Services のパラメーターや式、グローバル変数をデータソースとして使用することもできます。レポートアイテムのスタイルとフォーマットは、単純にレポートアイテムを構成するセルのスタイルとフォーマットを設定することで指定されます。
- レポートを公開します。 上記の手順を経て、レポートは公開の準備が整いました。ユーザーはレポートを公開するフォルダを指定することができます。必要に応じて、レポートのデータソースとして Report Server 上の共有データソースを割り当てることができます。
- レポートをプレビューします。 Report Server 上でレポートをプレビューする際には、エクスポートするファイル形式(たとえば Microsoft Excel 97-2003 バイナリ XLS 形式、SpreadsheetML、Microsoft Excel 2007 XLSX 形式)と、レポート設計中に作成された入力レポートパラメーターを指定する必要があります。その後、Reporting Services によって提供されるデータでレポートが埋め込まれます。