API の制限

アプリケーションとプロデューサー

Aspose.Slides for C++ を使用してプレゼンテーションを作成またはエクスポートすると、いくつかの技術的メタデータがファイルに書き込まれます。2 つのフィールドがしばしば質問されます。

ApplicationPPTX プレゼンテーションを作成または最後に保存したプログラムを識別します。Aspose.Slides for C++ では、この値は固定されており、アプリ名ではなくライブラリベンダーが表示されます。たとえ DocumentProperties::set_NameOfApplication を使用しても同様です。

Producer はエクスポート時に最終ファイルを生成したレンダリングエンジンを識別します。PDF エクスポートでは、メタデータは CreatorProducer フィールドを使用します。Aspose.Slides for C++ では、これらは固定されており、ライブラリとそのバージョンを示します。

制限事項

上記の形式については、API を介してこれらのフィールドを上書きすることはできません。PPTX の場合、Application プロパティは「Aspose.Slides for C++」として書き込まれます。PDF の場合、Creator および Producer プロパティは「Aspose.Slides for C++ x.x.x」として書き込まれます。この動作は設計上のものであり、ファイルの読み込みや保存方法に関係なく、また DocumentProperties::set_NameOfApplication で設定した値に関係なく適用されます。