プレゼンテーションの確認

Aspose.Slides for .NET を使用すると、プレゼンテーションを検査してそのプロパティを確認し、動作を理解することができます。

プレゼンテーションフォーマットの確認

プレゼンテーションに取り組む前に、現在プレゼンテーションがどのフォーマット (PPT、PPTX、ODP など) であるかを確認したい場合があります。

プレゼンテーションを読み込まずに、そのフォーマットを確認できます。以下の C# コードを参照してください。

IPresentationInfo info = PresentationFactory.Instance.GetPresentationInfo("pres.pptx");
Console.WriteLine(info.LoadFormat); // PPTX

IPresentationInfo info2 = PresentationFactory.Instance.GetPresentationInfo("pres.ppt");
Console.WriteLine(info2.LoadFormat); // PPT

IPresentationInfo info3 = PresentationFactory.Instance.GetPresentationInfo("pres.odp");
Console.WriteLine(info3.LoadFormat); // ODP

プレゼンテーションプロパティの取得

この C# コードは、プレゼンテーションのプロパティ (プレゼンテーションに関する情報) を取得する方法を示しています。

IPresentationInfo info = PresentationFactory.Instance.GetPresentationInfo("pres.pptx");
IDocumentProperties props = info.ReadDocumentProperties();
Console.WriteLine(props.CreatedTime);
Console.WriteLine(props.Subject);
Console.WriteLine(props.Title);
// .. 

DocumentProperties クラスの下のプロパティを確認したいかもしれません。

プレゼンテーションプロパティの更新

Aspose.Slides では、プレゼンテーションプロパティを変更することを可能にする PresentationInfo.UpdateDocumentProperties メソッドが提供されています。

例として、以下に示すドキュメントプロパティを持つ PowerPoint プレゼンテーションがあるとします。

PowerPoint プレゼンテーションの元のドキュメントプロパティ

このコード例は、いくつかのプレゼンテーションプロパティを編集する方法を示しています。

string fileName = "sample.pptx";

IPresentationInfo info = PresentationFactory.Instance.GetPresentationInfo(fileName);

IDocumentProperties properties = info.ReadDocumentProperties();
properties.Title = "私のタイトル";
properties.LastSavedTime = DateTime.Now;

info.UpdateDocumentProperties(properties);
info.WriteBindedPresentation(fileName);

ドキュメントプロパティを変更した結果は以下に示されています。

PowerPoint プレゼンテーションの変更されたドキュメントプロパティ

便利なリンク

プレゼンテーションとそのセキュリティ属性に関する詳細情報を取得するには、次のリンクが役立つかもしれません。