ドキュメントの作成またはロード

Aspose.Words を使用して実行するほぼすべてのタスクには、ドキュメントのロードが含まれます。 Document クラスは、メモリにロードされたドキュメントを表します。ドキュメントにはいくつかのオーバーロードされたコンストラクターがあり、空のドキュメントを作成したり、ファイルまたはストリームからロードしたりできます。ドキュメントは、Aspose.Words がサポートする任意のロード形式でロードできます。サポートされているすべてのロード形式のリストについては、LoadFormat 列挙を参照してください。

新しいドキュメントを作成する

パラメーターを指定せずに Document コンストラクターを呼び出して、新しい空のドキュメントを作成します。プログラムでドキュメントを生成する場合、最も簡単な方法は、DocumentBuilder クラスを使用してドキュメントのコンテンツを追加することです。

次のコード例は、ドキュメント ビルダーを使用してドキュメントを作成する方法を示しています。

doc = aw.Document()
builder = aw.DocumentBuilder(doc)
            
builder.write("Hello world!")

doc.save(docs_base.artifacts_dir + "out.docx")

ドキュメントをロードする

既存のドキュメントを LoadFormat 形式でロードするには、ファイル名またはストリームを Document コンストラクターの 1 つに渡します。ロードされたドキュメントの形式は、拡張子によって自動的に決定されます。

ファイルからロードする

ファイル名を文字列として Document コンストラクターに渡し、ファイルから既存のドキュメントを開きます。

次のコード例は、ファイルからドキュメントを開く方法を示しています。

# For complete examples and data files, please go to https://github.com/aspose-words/Aspose.Words-for-Python-via-.NET
doc = aw.Document(docs_base.my_dir + "Document.doc")

この例のテンプレート ファイルは Aspose.Words GitHub からダウンロードできます。

ストリームからロードする

ストリームからドキュメントを開くには、ドキュメントを含むストリーム オブジェクトを Document コンストラクターに渡すだけです。

次のコード例は、ストリームからドキュメントを開く方法を示しています。

# For complete examples and data files, please go to https://github.com/aspose-words/Aspose.Words-for-Python-via-.NET
# Read only access is enough for Aspose.words to load a document.
stream = io.FileIO(docs_base.my_dir + "Document.docx")
doc = aw.Document(stream)
# You can close the stream now, it is no longer needed because the document is in memory.
stream.close()