XMLからXSLTを使用してPDFを作成する

次のコードスニペットは、Aspose.PDF.Drawingライブラリでも動作します。

既存のXMLファイルにアプリケーションデータが含まれていて、これらのファイルを使用してPDFレポートを生成したい場合があります。XSLTを使用して、既存のXMLドキュメントをAspose.Pdfの互換XMLドキュメントに変換し、その後PDFファイルを生成できます。XMLとXSLTを使用してPDFを生成するには、3つのステップがあります。

XSLTを使用してXMLファイルをPDFドキュメントに変換するには、次の手順に従ってください。

  • PDFドキュメントを表すPDFクラスのインスタンスを作成します
  • ライセンスを購入した場合は、Aspose.Pdf名前空間のLicenseクラスを使用してそのライセンスを使用するためのコードも埋め込む必要があります
  • PDFクラスのインスタンスに対してBindXMLメソッドを呼び出すことで、入力XMLおよびXSLTファイルをバインドします
  • バインドされたXMLをPDFインスタンスとともにPDFドキュメントとして保存します

入力XMLファイル

<?xml version="1.0" encoding="utf-8" ?>
<Contents>
  <Content>Hello World!</Content>
</Contents>

入力XSLTファイル

<?xml version="1.0" encoding="utf-8" ?>
<xsl:stylesheet version="1.0" xmlns:xsl="http://www.w3.org/1999/XSL/Transform">
    <xsl:template match="text()"/>
    <xsl:template match="/Contents">
    <html>
      <Document xmlns="Aspose.Pdf" IsAutoHyphenated="false">
        <PageInfo>
          <DefaultTextState
                            Font = "Helvetica" FontSize="8" LineSpacing="4"/>
          <Margin Left="5cm" Right="5cm" Top="3cm" Bottom="15cm" />
        </PageInfo>
        <Page id="mainSection">
          <TextFragment>
            <TextSegment>
              <xsl:value-of select="Content"/>
            </TextSegment>
          </TextFragment>
        </Page>
      </Document>
    </html>
</xsl:template>
</xsl:stylesheet>