ページブレークの管理
定義によると、ページブレークはテキストフローの中で1つのページが終わり、次のページが始まる場所です。Microsoft Excelでは、ユーザーは任意の選択したワークシートのセルにページブレークを追加できます。
ページブレークの追加により、そのセルの位置にページが終了し、ページブレーク以降のデータは次のページに印刷されます。単純に言えば、ページブレークによりワークシートが指定に従って複数のページに分割されます。Aspose.Cellsを使用して実行時にワークシートにページブレークを追加することもできます。Aspose.Cellsでは、以下のタイプのページブレークを追加できます。
- 水平ページブレーク
- 垂直ページブレーク
後続の議論では、Aspose.Cellsを使用して、どのようにしてワークシートに水平または垂直のページブレークを追加できるかについて説明します。
ページブレーク
Aspose.CellsはExcelファイルを表すWorkbook クラスを提供します。Workbook クラスにはExcelファイル内の各ワークシートにアクセスを許可するWorksheets コレクションが含まれています。
ワークシートはWorksheet クラスで表されます。Worksheet クラスは、ワークシートを管理するために使用されるさまざまなメソッドを提供します。ページブレークを追加するには、Worksheet クラスの AddPageBreaks メソッドを使用します。
ページブレークの追加
//For complete examples and data files, please go to https://github.com/aspose-cells/Aspose.Cells-for-C | |
//Output directory path | |
U16String outDir(u"..\\Data\\02_OutputDirectory\\"); | |
//Path of output excel file | |
U16String outputPageBreaks = outDir + u"outputManagingPageBreaks.xlsx"; | |
//Instantiating a Workbook object | |
Workbook workbook; | |
//Add a page break at cell J20 | |
workbook.GetWorksheets().Get(0).AddPageBreaks(u"J20"); | |
//Save the Excel file. | |
workbook.Save(outputPageBreaks); |