組み込みドキュメントプロパティのScaleCropとLinksUpToDateプロパティをC++で設定する
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可能な使用シナリオ
GetScaleCrop()とGetLinksUpToDate()は、OpenXmlフォーマット内に定義された2つの拡張組み込みドキュメントプロパティです。これらの目的は以下の通りです:
1) ScaleCrop
この要素は、ドキュメントサムネイルの表示モードを示します。この要素をTRUEに設定すると、ドキュメントサムネイルを表示に合わせてスケーリングします。この要素をFALSEに設定すると、ドキュメントサムネイルを表示に合わせてクロップします。
この要素の可能な値は、W3C XML Schema booleanデータ型で定義されています。
2) LinksUpToDate
この要素は、ドキュメント内のハイパーリンクが最新であるかどうかを示します。この要素をTRUEに設定すると、ハイパーリンクが更新されていることを示します。この要素をFALSEに設定すると、ハイパーリンクが更新されていないことを示します。
この要素の可能な値は、W3C XML Schema booleanデータ型で定義されています。
これらのプロパティを示すスクリーンショット

組み込みドキュメントプロパティのScaleCropとLinksUpToDateの設定
次のサンプルコードは、ワークブックの拡張組み込みドキュメントプロパティであるGetScaleCrop() と GetLinksUpToDate() を設定します。このコードで生成された出力Excelファイル(5115500.xlsx)を確認し、その拡張子を.zipに変更して内容を抽出し、app.xmlを閲覧してください。スクリーンショットのように見えます。
#include <iostream>
#include "Aspose.Cells.h"
using namespace Aspose::Cells;
int main()
{
Aspose::Cells::Startup();
// Source directory path
U16String srcDir(u"..\\Data\\01_SourceDirectory\\");
// Output directory path
U16String outDir(u"..\\Data\\02_OutputDirectory\\");
// Instantiating a Workbook object.
Workbook workbook;
// Setting ScaleCrop and LinksUpToDate BuiltIn Document Properties.
workbook.GetBuiltInDocumentProperties().SetScaleCrop(true);
workbook.GetBuiltInDocumentProperties().SetLinksUpToDate(true);
// Saving the Excel file.
workbook.Save(outDir + u"output.xls", SaveFormat::Auto);
std::cout << "Excel file saved successfully!" << std::endl;
Aspose::Cells::Cleanup();
}