Aspose.Cellsで行列ヘッダーの表示または非表示を制御する
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Excelファイルのすべてのワークシートは、行と列に配置されたセルで構成されています。すべての行と列には、それぞれ固有の値があり、それを使用して識別し、個々のセルを識別します。たとえば、行は1、2、3、4などと番号がつけられ、列はA、B、C、Dなどとアルファベット順に並べられます。行と列の値はヘッダーに表示されます。Aspose.Cellsを使用すると、開発者はこれらの行と列のヘッダーの表示を制御できます。
ワークシートの表示を制御する
Aspose.Cellsは、Microsoft Excelファイルを表すWorkbookクラスを提供します。Workbookクラスには、Excelファイルの各ワークシートへのアクセスを可能にするWorksheetsコレクションが含まれています。
ワークシートはWorksheetクラスによって表されます。Worksheetクラスは、ワークシートの管理に幅広いプロパティとメソッドを提供します。行と列のヘッダーの表示を制御するには、WorksheetクラスのIsRowColumnHeadersVisibleプロパティを使用します。IsRowColumnHeadersVisibleはブール値のプロパティであり、trueまたはfalseの値のみを格納できます。
以下に示す完全な例は、ファイルの最初のワークシートで行と列のヘッダーを非表示にする方法を示しています。
スクリーンショットはBook1.xls、入力ファイルを示しています。Sheet1、Sheet2、Sheet3の3つのワークシートが含まれています。それぞれのワークシートには、行と列のヘッダーが表示されています。
Book1.xls: 修正前のワークシート
Book1.xlsはWorkbookクラスのOpenメソッドを呼び出すことで開かれ、最初のワークシートの行と列のヘッダーが非表示になります。変更されたファイルはoutput.xlsとして保存されます。
Output.xls: モディファイ後のワークシート
C#
//Creating a file stream containing the Excel file to be opened
FileStream fstream = new FileStream("book1.xls", FileMode.Open);
//Instantiating a Workbook object
//Opening the Excel file through the file stream
Workbook workbook = new Workbook(fstream);
//Accessing the first worksheet in the Excel file
Worksheet worksheet = workbook.Worksheets[0];
//Hiding the headers of rows and columns
worksheet.IsRowColumnHeadersVisible = false;
//Saving the modified Excel file
workbook.Save("output.xls");
//Closing the file stream to free all resources
fstream.Close();