長方形

スライドに長方形を追加する

プレゼンテーションの選択したスライドにシンプルな長方形を追加するには、以下の手順に従ってください:

  • Presentationクラスのインスタンスを作成します。
  • インデックスを使用してスライドの参照を取得します。
  • IShapeCollectionオブジェクトが公開するaddAutoShapeメソッドを使用して、長方形型のIAutoShapeを追加します。
  • 修正されたプレゼンテーションをPPTXファイルとして書き込みます。

以下の例では、プレゼンテーションの最初のスライドにシンプルな長方形を追加しました。

// PPTXを表すPresentationクラスをインスタンス化
Presentation pres = new Presentation();
try {
    // 最初のスライドを取得
    ISlide sld = pres.getSlides().get_Item(0);

    // 楕円型のAutoShapeを追加
    IShape shp = sld.getShapes().addAutoShape(ShapeType.Rectangle, 50, 150, 150, 50);

    // PPTXファイルをディスクに書き込む
    pres.save("RecShp1.pptx", SaveFormat.Pptx);
} finally {
    if (pres != null) pres.dispose();
}

スライドにフォーマット済みの長方形を追加する

スライドにフォーマット済みの長方形を追加するには、以下の手順に従ってください:

  • Presentationクラスのインスタンスを作成します。
  • インデックスを使用してスライドの参照を取得します。
  • IShapeCollectionオブジェクトが公開するaddAutoShapeメソッドを使用して、長方形型のIAutoShapeを追加します。
  • 長方形のFill Typeをソリッドに設定します。
  • IShapeオブジェクトに関連付けられたIFillFormatオブジェクトが公開するSolidFillColor.setColorメソッドを使用して、長方形の色を設定します。
  • 長方形の線の色を設定します。
  • 長方形の線の幅を設定します。
  • 修正されたプレゼンテーションをPPTXファイルとして書き込みます。

上記の手順は、以下の例に実装されています。

// PPTXを表すPresentationクラスをインスタンス化
Presentation pres = new Presentation();
try {
    // 最初のスライドを取得
    ISlide sld = pres.getSlides().get_Item(0);

    // 楕円型のAutoShapeを追加
    IShape shp = sld.getShapes().addAutoShape(ShapeType.Rectangle, 50, 150, 150, 50);

    // 楕円の形状にいくつかのフォーマットを適用
    shp.getFillFormat().setFillType(FillType.Solid);
    shp.getFillFormat().getSolidFillColor().setColor(Color.GRAY);

    // 楕円の線にいくつかのフォーマットを適用
    shp.getLineFormat().getFillFormat().setFillType(FillType.Solid);
    shp.getLineFormat().getFillFormat().getSolidFillColor().setColor(Color.BLACK);
    shp.getLineFormat().setWidth(5);

    // PPTXファイルをディスクに書き込む
    pres.save("RecShp2.pptx", SaveFormat.Pptx);
} finally {
    if (pres != null) pres.dispose();
}