プレゼンテーションの保存 - C++ PowerPointライブラリ

この記事では、プレゼンテーションを保存する方法について説明します。

Presentationクラスは、プレゼンテーションの内容を保持します。ゼロからプレゼンテーションを作成するか、既存のものを修正した場合、完了したらプレゼンテーションを保存したいと思います。Aspose.Slides for C++を使用すると、プレゼンテーションをファイルまたはストリームとして保存できます。この記事では、さまざまな方法でプレゼンテーションを保存する方法を説明します。

ファイルへのプレゼンテーションの保存

PresentationクラスのSaveメソッドを呼び出すことで、プレゼンテーションをファイルに保存します。ファイル名と保存形式をSaveメソッドに渡すだけです。以下の例は、Aspose.Slides for C++を使用してプレゼンテーションを保存する方法を示しています。

ストリームへのプレゼンテーションの保存

出力ストリームをPresentationクラスのSaveメソッドに渡すことで、プレゼンテーションをストリームに保存することが可能です。プレゼンテーションを保存できるストリームの種類は多くあります。以下の例では、新しいプレゼンテーションファイルを作成し、形状にテキストを追加し、プレゼンテーションをストリームに保存します。

事前定義されたビュータイプを使用したプレゼンテーションの保存

Aspose.Slides for C++は、PowerPointで開くときに生成されたプレゼンテーションのビュータイプを設定するための機能を提供します。この機能は、ViewPropertiesクラスを通じて使用します。LastViewプロパティは、ViewType列挙体を使用してビュータイプを設定するために使用されます。

厳密なOffice Open XML形式でのプレゼンテーションの保存

Aspose.Slidesは、プレゼンテーションを厳密なOffice Open XML形式で保存することを許可します。この目的のために、プレゼンテーションファイルを保存する際にConformanceプロパティを設定することができるPptxOptionsクラスを提供します。値をConformance.Iso29500_2008_Strictに設定すると、出力プレゼンテーションファイルは厳密なOffice Open XML形式で保存されます。

以下のサンプルコードは、プレゼンテーションを作成し、厳密なOffice Open XML形式で保存します。プレゼンテーションのSaveメソッドを呼び出す際、PptxOptionsオブジェクトがConformanceプロパティをConformance.Iso29500_2008_Strictに設定して渡されます。

パーセンテージでの進捗更新の保存

新しいIProgressCallbackインターフェースがISaveOptionsインターフェースおよびSaveOptions抽象クラスに追加されました。IProgressCallbackインターフェースは、パーセンテージでの保存進捗更新のためのコールバックオブジェクトを表します。

以下のコードスニペットは、IProgressCallbackインターフェースの使用方法を示しています。